永遠の生 無限の死:夢のやどり(後編)
1984/3 SFマンガ競作全集に載った「永遠の生 無限の死 夢のやどり」の後編です。
この辺の真崎作品は 多分人によったら かなり見づらい作品になるかもしれません。
あちきが少女漫画が見づらいのと同様に かなり変則的なコマ割り多用してるので見づらいという人がいてもおかしくないと思っている。
でも、全てじゃないけれど最近のコマ数/Pの少ない斜め線多用のコマ割りよりは見やすいのではないのだろうか? と 個人的には思っている!!
永遠の生 無限の死:夢のやどり(前編)&FreeTalk
1月/3月号に掲載された 「夢のやどり」前後編
アニメに行ってた頃の作品のようです。1980年以降水滸伝ほか9作しかありません!
最後93年二作(老子/荘子の二作なのでそれなりの大作)で 以降マンガ作品の新作は出ていません。
95年に「夏の弔い」が ビッグコミック特別増刊号[THE WAR」戦争コミック傑作選 に再録はされてるようです。
いつもどおり!
リンク先も 修正しました!!
Q マンガは何年ぶりですか!
A 去年、少女マンガ誌で一本短いのをやってるな。その前に描き下しの単行本が五冊、千枚か、それは三年かかった。だからそんなに休んでないよ。
Q アニメの方がお忙しいようですね
A アニメは丸二年やったのか。仕事としてはアニメとマンガって二種類あるみたいだけど、僕としては発表の方法が違うだけで一つの仕事だと思ってる。マンガの描き下しをやったり、アニメの監督さんをやらせてもらったり、シナリオを書いたり、レコードの作詞をやったり、仕事はそんなに違うとは思わない。アニメだって僕にとってはマンガだからな。違いがあると思えないんだよね、フィクションを相手に仕事をするってことだから。
Q SFはお好きですか?
A 僕はまだSF知らないですね。結局、まだ僕はSFを描かないと思うね「エデン戦士」なんかも自分の中ではSFではないですね。SFの中では例えばインナースペースみたいな系統のものがあるから、多少そういうようなものってのは関心があるけど。僕の中にテクノロジーへ溺れこみってまったくないんだよね、だからサイエンスにならないな、僕はね。フィクションてところは大体いけるんだけど。SF小説もポロポロ読むけどね。SFと思って読んでないんだな、きっとね。
Q これから描いてみたいのは?
A うん、たくさんあります。今は三年はどのネタがたまりすぎて、例えば今だと三千枚のネタがある。
Q 三千ページのマンガですか!
A もしマンガにしたら三千枚かも知れないし、ちょっと絵になりにくい発想をこの頃増やしてるから原稿用紙だとベラ二千枚かもしれない。でもそれは何になるかわからないですね、千枚ぐらいのネタがあっても一行の詩で終わっちゃったりするからね。
Q 語りたいことがいっぱいある?
A そうですよ、描き下しの単行本を僕はせめて20冊ぐらいづつ話を作っていきたいよね。語りたいんですよね僕は今ね、描いていくとね、ふくらみそうなところで上くらましていきたいっていうのが絶え難い誘惑なんだよね物書きにとっては。
長い間、ずっとそれは捨てて短くおさめようとしてきたから、ちょっと悩みがたまったのかな。
Q 短いものより長編をドンと!
A 僕にとっては長いものをやりたいんだから、三〇ページの読み切りよりも一時間半の劇映画の方が興味があるということだし、一時間半の劇映画をやるより、全10巻の描き下しをやらされる方が今は気絶するほど嬉しいなあ。(笑) だって半年間くらい一つのネタをしばりこんでいくってのは、マンガ家としては醍醐味だよ。
Q 最後に今回の作品について一言
A 今回の作品も一年間煮つめたネタで、二千枚はしゃべれると思ってた。でもそれは10枚でも飾り終えられるんだよね。だから、技術でこなしていくっていうよりは、ちょっとこだわって仕事をしたいって歳だから・・・キチンと仕事をしたいね。まるで堅気のようにやってみたいね。(笑)
GoogleKeepで 文字抽出はしてますが 画像悪いの使っちまって・・・かなりミスって見直して修正はしましたが おかしな部分はあるかもしれません!!